トートバッグにはそもそも「持ち運ぶ」「携帯」という意味があり、極めてシンプルな布製の手提げ袋を指すものです。それ自体はfunctional(機能的)ですが、有意性はありません。
そこに有意性が付加されdesignとなった時に、人々の生活必需品となったのです。まるでキャンバスのようなその表面はクリエーターにとって格好のメディアとなり、そこにウイットにとんだユーモアがメッセージやイラストレーションとなったり、写真がプリントされ、街で見かけない日はないほどにポピュラーになりました。
私たちは、そんなトートバッグとしてのアイデンティティはそのままに、もっと多くの人々がROOTOTEを楽しみ、感動してもらえることが出来ないだろうかと、日々考え続けていこうと思います。
かつてのTシャツがそうであったように。