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池谷友秀「OCEAN×中川運河 写真展」

池谷友秀「OCEAN×中川運河 写真展」

まちは水にねむり 声をまつ 世界の海を見つめてきた写真家‧池谷友秀が、中川運河の記憶と対話する写真展を開催します。「OCEAN」シリーズが探る人と自然の目に見えない関係性は、かつて産業の水路として時を刻んだ中川運河の静かな風景と呼応します。運河の河底から採取した泥や、眠っていた建築廃材に、地域企業‧近藤印刷の技術が重なり、新たなかたちへと生まれ変わります。池谷氏の作品とともに、「うんがたんけん!こどもアートラボ」のワークショップに参加した子どもたちの作品も展示されます。 会期:2025年5月23日(金) 〜 6月1日(日) 営業時間:10:00-17:00定休日:(第1・第3火曜日 / 水・木曜日定休)会場:PALET.NU名古屋市中川区広川町5丁目地先     中川運河について   中川運河は、かつて名古屋の産業発展を支えた重要な水路でした。1964年には年間7万隻の船が行き交う全盛期を迎え、わずか4年後の1968年には松重閘門が閉鎖されるという急激な変化を経験しました。現代では自然環境と人工物の境界が曖昧になり、生物が住む川へと変化しています。この展示では、そうした変化の記憶と新たな可能性を池谷氏の芸術的視点から探ります。本イベントは、PALET.NUによる2年間の社会実験の一環として開催され、アーティストの視点を通じて中川運河の可能性を探り、地域資源と芸術的価値の接続を考える機会となります。   作家と作品について   池谷友秀 / Tomohide Ikeya 1974年生まれ。スキューバダイビングを趣味とし、水中という非日常的な環境からインスピレーションを得ている。生命を育むと同時に命を奪う水の二面性に焦点を当てており、その哲学的な側面を探求している。また、幼少期に影響を受けたアニメ、西洋絵画、ダンスなど、多様な芸術表現を融合し、独自の視覚世界を構築。デジタル技術や漆喰など、多様なメディウムを駆使し、伝統と現代をつなぐ作品を発表し続けている。 「OCEAN」シリーズと中川運河の融合写真にデジタル処理を施し、人工物を取り除いた原初の風景を表現中川運河のヘドロと貝(ムール貝)を粉砕し、漆喰に混ぜて作品に使用漆喰に写真を印刷する独自の技法(フレスコ画の現代解釈)を展開「人工と自然」「過去と現在」の境界を問い直す作品を創作。   Tomohide Ikeya×ROOTOTE   OCEAN - Marsheall Islands ...

池谷友秀「OCEAN×中川運河 写真展」

まちは水にねむり 声をまつ 世界の海を見つめてきた写真家‧池谷友秀が、中川運河の記憶と対話する写真展を開催します。「OCEAN」シリーズが探る人と自然の目に見えない関係性は、かつて産業の水路として時を刻んだ中川運河の静かな風景と呼応します。運河の河底から採取した泥や、眠っていた建築廃材に、地域企業‧近藤印刷の技術が重なり、新たなかたちへと生まれ変わります。池谷氏の作品とともに、「うんがたんけん!こどもアートラボ」のワークショップに参加した子どもたちの作品も展示されます。 会期:2025年5月23日(金) 〜 6月1日(日) 営業時間:10:00-17:00定休日:(第1・第3火曜日 / 水・木曜日定休)会場:PALET.NU名古屋市中川区広川町5丁目地先     中川運河について   中川運河は、かつて名古屋の産業発展を支えた重要な水路でした。1964年には年間7万隻の船が行き交う全盛期を迎え、わずか4年後の1968年には松重閘門が閉鎖されるという急激な変化を経験しました。現代では自然環境と人工物の境界が曖昧になり、生物が住む川へと変化しています。この展示では、そうした変化の記憶と新たな可能性を池谷氏の芸術的視点から探ります。本イベントは、PALET.NUによる2年間の社会実験の一環として開催され、アーティストの視点を通じて中川運河の可能性を探り、地域資源と芸術的価値の接続を考える機会となります。   作家と作品について   池谷友秀 / Tomohide Ikeya 1974年生まれ。スキューバダイビングを趣味とし、水中という非日常的な環境からインスピレーションを得ている。生命を育むと同時に命を奪う水の二面性に焦点を当てており、その哲学的な側面を探求している。また、幼少期に影響を受けたアニメ、西洋絵画、ダンスなど、多様な芸術表現を融合し、独自の視覚世界を構築。デジタル技術や漆喰など、多様なメディウムを駆使し、伝統と現代をつなぐ作品を発表し続けている。 「OCEAN」シリーズと中川運河の融合写真にデジタル処理を施し、人工物を取り除いた原初の風景を表現中川運河のヘドロと貝(ムール貝)を粉砕し、漆喰に混ぜて作品に使用漆喰に写真を印刷する独自の技法(フレスコ画の現代解釈)を展開「人工と自然」「過去と現在」の境界を問い直す作品を創作。   Tomohide Ikeya×ROOTOTE   OCEAN - Marsheall Islands ...

イラストレーション ”ザ・チョイス” × ROOTOTE コラボレーション第16弾

イラストレーション ”ザ・チョイス” × ROOTOTE コラボレーション第16弾

多数の人気イラストレーターを輩出し、プロへの登竜門といわれる『illustration』の誌上コンペ「ザ・チョイス」とROOTOTEとのコラボレーション第16弾が決定。2024年度のイラストレーション“ザ・チョイス”入選作品をプリントするのは、ベーシックで機能性に優れた縦型キャンバストート「TALL(トール)」。シンプルなシルエットのトートに、全36作品それぞれの個性が際立ちます。ROOTOTE GALLERY 二子玉川店とROOTOTE GALLERY_EDITIONで、6/2より期間限定・予約販売開始。この機会をお見逃しなく! ROOTOTE GALLERY_EDITION販売期間:2025年6月2日(月)PM12:00〜7月23日(水)PM12:00*商品の発送はオーダーから2週間程度となります ROOTOTE GALLERY 二子玉川店販売期間:2025年6月2日(月)〜15日(日)東京都世田谷区玉川2-23-1 二子玉川rise Dogwood Plaza 1FTEL:03-6805-7073*商品のお渡しは店頭オーダーから2週間程度となります   2024年度 ザ・チョイス年度賞 *敬称略・五十音順 2024年度審査員 鈴木成一(グラフィックデザイナー) 一乗ひかる(イラストレーター) 雪下まゆ(アーティスト・ファッションデザイナー) 森敬太(アートディレクター・グラフィックデザイナー) 【大賞】VVIN 「IN THE CAKE(CHOCOLATE BLOODY MAGIC)」 作家コメント: 心が感じた色、線を信じ、生産行為を呼びかけるようなエネルギーを持った作品を追求して描いています。雪下まゆさんの審査評: 技術の素晴らしさに憧れ、入選を決めました。色選び、絵具の使い方、すべてが本当に格好いいです。もし私がミュージシャンならジャケットのアートワークを依頼したい!...

イラストレーション ”ザ・チョイス” × ROOTOTE コラボレーション第16弾

多数の人気イラストレーターを輩出し、プロへの登竜門といわれる『illustration』の誌上コンペ「ザ・チョイス」とROOTOTEとのコラボレーション第16弾が決定。2024年度のイラストレーション“ザ・チョイス”入選作品をプリントするのは、ベーシックで機能性に優れた縦型キャンバストート「TALL(トール)」。シンプルなシルエットのトートに、全36作品それぞれの個性が際立ちます。ROOTOTE GALLERY 二子玉川店とROOTOTE GALLERY_EDITIONで、6/2より期間限定・予約販売開始。この機会をお見逃しなく! ROOTOTE GALLERY_EDITION販売期間:2025年6月2日(月)PM12:00〜7月23日(水)PM12:00*商品の発送はオーダーから2週間程度となります ROOTOTE GALLERY 二子玉川店販売期間:2025年6月2日(月)〜15日(日)東京都世田谷区玉川2-23-1 二子玉川rise Dogwood Plaza 1FTEL:03-6805-7073*商品のお渡しは店頭オーダーから2週間程度となります   2024年度 ザ・チョイス年度賞 *敬称略・五十音順 2024年度審査員 鈴木成一(グラフィックデザイナー) 一乗ひかる(イラストレーター) 雪下まゆ(アーティスト・ファッションデザイナー) 森敬太(アートディレクター・グラフィックデザイナー) 【大賞】VVIN 「IN THE CAKE(CHOCOLATE BLOODY MAGIC)」 作家コメント: 心が感じた色、線を信じ、生産行為を呼びかけるようなエネルギーを持った作品を追求して描いています。雪下まゆさんの審査評: 技術の素晴らしさに憧れ、入選を決めました。色選び、絵具の使い方、すべてが本当に格好いいです。もし私がミュージシャンならジャケットのアートワークを依頼したい!...

MAEKAKE / Ukiyo-e Series

MAEKAKE / Ukiyo-e Series

日本の昔ながらの前掛けをイメージしたトートバッグに、浮世絵(Ukiyo-e)のデザインを熱転写プリントであしらいました。縦型のベーシックなトート「TALL」は、ショルダーベルト付きの2way仕様で、手持ちと肩掛けの両方に対応。コンパクトな「BabyRoo」は、ちょっとしたお出かけやサブバッグとしてもおすすめです。   Products   TALLサイズ:幅(上部)37(下部)39×高さ38×マチ幅10cm / 持ち手57cm ショルダー最長110cm素材:表地 / 綿 持ち手テープ / ポリエステル 綿ポケット:外側1箇所 / 内側2箇所プライス:5,500円 (税込み)   BabyRooサイズ:幅26×高さ23×マチ幅6cm / 持ち手17cm ショルダー最長115cm素材:表地 / 綿 持ち手テープ / ポリエステル 綿ポケット:外側1箇所 / 内側2箇所プライス:4,400円 (税込み)  ...

MAEKAKE / Ukiyo-e Series

日本の昔ながらの前掛けをイメージしたトートバッグに、浮世絵(Ukiyo-e)のデザインを熱転写プリントであしらいました。縦型のベーシックなトート「TALL」は、ショルダーベルト付きの2way仕様で、手持ちと肩掛けの両方に対応。コンパクトな「BabyRoo」は、ちょっとしたお出かけやサブバッグとしてもおすすめです。   Products   TALLサイズ:幅(上部)37(下部)39×高さ38×マチ幅10cm / 持ち手57cm ショルダー最長110cm素材:表地 / 綿 持ち手テープ / ポリエステル 綿ポケット:外側1箇所 / 内側2箇所プライス:5,500円 (税込み)   BabyRooサイズ:幅26×高さ23×マチ幅6cm / 持ち手17cm ショルダー最長115cm素材:表地 / 綿 持ち手テープ / ポリエステル 綿ポケット:外側1箇所 / 内側2箇所プライス:4,400円 (税込み)  ...

satoshi

satoshi

Profile さとし / フォトグラファー 1988年 福岡生まれ。プロジャグラーとして海外出張の記録にカメラを購入したのをきっかけに、写真で表現をする世界に足を踏み入れる。都内で人物写真を中心に撮り、写真作品を発表し、アートとエンターテイメントの狭間の表現を模索している。 Homepage X   受 賞 歴2024 TIFA Silver winner in Advertising/ Music2023 BIFA Gold winner in Advertising/ BeautyBronze winner in Advertising/fashion2021 BIFA 3rd Advertising-Beauty2019...

satoshi

Profile さとし / フォトグラファー 1988年 福岡生まれ。プロジャグラーとして海外出張の記録にカメラを購入したのをきっかけに、写真で表現をする世界に足を踏み入れる。都内で人物写真を中心に撮り、写真作品を発表し、アートとエンターテイメントの狭間の表現を模索している。 Homepage X   受 賞 歴2024 TIFA Silver winner in Advertising/ Music2023 BIFA Gold winner in Advertising/ BeautyBronze winner in Advertising/fashion2021 BIFA 3rd Advertising-Beauty2019...

Chicaco Toya

Chicaco Toya

とや ちかこ / 美術家・イラストレーター 幼少期より絵や漫画を描きながら育つ。会社員等を経て2012よりイラストレーターとして活動。企業とのアートコラボレーション、広告や出版などへのアートワークの提供と並行し、個展や国内外の企画展に参加するなど、近年アーティストとしての作品作りにも力を入れている。 「境界線のない融和」をモットーに、キャンバス上ではあらゆる生命を共生させることを志し、いきものたちのかわいらしさやたくましさを表現。日常の営みからのインスピレーションを取り入れ、鑑賞者に幸せを届けるような作品を目指す。制作を積み重ね、進化させ、より愛と輝きのある世界を生み出すことを願う。 WEB SITE Instagram   CV京都府生まれ  福井、バンコク、京都を経て東京在住2011年 パレットクラブスクール修了2014年 M Jイラストレーションズ修了 個展2013 とやちかこ展「彼女達の生活」(タンバリンギャラリー, 東京)2014 とやちかこ個展「Fantasy Pop」(HBギャラリー, 東京)2017 戸屋ちかこ個展「Floating Reality」 (DMO ARTS, 大阪)2018 戸屋ちかこ個展「ようこそ此処へ」 (表参道ROCKET, 東京)2019 戸屋ちかこ個展「APARTMENT」(六本木ヒルズA/Dスペース, 東京)2021 とやちかこ個展「Days of Blossom」 (Tokyo pixel...

Chicaco Toya

とや ちかこ / 美術家・イラストレーター 幼少期より絵や漫画を描きながら育つ。会社員等を経て2012よりイラストレーターとして活動。企業とのアートコラボレーション、広告や出版などへのアートワークの提供と並行し、個展や国内外の企画展に参加するなど、近年アーティストとしての作品作りにも力を入れている。 「境界線のない融和」をモットーに、キャンバス上ではあらゆる生命を共生させることを志し、いきものたちのかわいらしさやたくましさを表現。日常の営みからのインスピレーションを取り入れ、鑑賞者に幸せを届けるような作品を目指す。制作を積み重ね、進化させ、より愛と輝きのある世界を生み出すことを願う。 WEB SITE Instagram   CV京都府生まれ  福井、バンコク、京都を経て東京在住2011年 パレットクラブスクール修了2014年 M Jイラストレーションズ修了 個展2013 とやちかこ展「彼女達の生活」(タンバリンギャラリー, 東京)2014 とやちかこ個展「Fantasy Pop」(HBギャラリー, 東京)2017 戸屋ちかこ個展「Floating Reality」 (DMO ARTS, 大阪)2018 戸屋ちかこ個展「ようこそ此処へ」 (表参道ROCKET, 東京)2019 戸屋ちかこ個展「APARTMENT」(六本木ヒルズA/Dスペース, 東京)2021 とやちかこ個展「Days of Blossom」 (Tokyo pixel...

nendo

nendo

  〈デザインオフィスnendo代表 / 佐藤オオキ〉 1977年カナダ生まれ。2002年早稲田大学大学院建築学専攻修了、同年、デザインオフィスnendo設立。Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、EDIDA「Designer of the Year」(2012年)を始めとする世界的なデザイン賞を数多く受賞。代表的な作品は、ニューヨーク近代美術館(米)など世界中の美術館に収蔵されている。TOKYO2020の聖火台、フランス高速鉄道TGV新型車両デザインを担当。現在は関西万博日本政府館総合プロデューサーを務める。 https://www.nendo.jp    Products     ruck-tote リュックとトートを掛け合わせたバッグ「ruck-tote」 トートバッグは持ち手と開け口が「上」についているため、バッグを肩に掛けたまま中の 様子を確認したり、出し入れがしやすくなっています。一方、リュックサックは持ち手が「横」についていることで身体に密着し、ストラップのクッション性や長さ調節機能も相ま って疲れにくい構造になっています。この両者の利便性を掛け合わせたいと考え、移動中はリュックのような感覚でありながら、トートのように物の出し入れがスムーズにできるバ ッグをデザインしました。   バッグの形状は少しイビツな五角形であり、こうすることで重心が偏り、中に入っている物が重たければ重たいほど持ち手が「横向き」になり、ワンショルダーのリュックのような持ち心地になります。そして、バッグを少し傾けると今度は開け口が「上向き」になるため、トートのように使えます。ショルダーストラップのディテールや金具類は、できるだけ「リ ュックらしい」ものを採用し、逆に布地はあえて「トートらしい」帆布にすることで、両者 のハイブリッド性が機能面だけでなく視覚的な特徴にもなるようにしています。   バッグの形状は少しイビツな五角形であり、こうすることで重心が偏り、中に入っている物が重たければ重たいほど持ち手が「横向き」になり、ワンショルダーのリュックのような 持ち心地になります。そして、バッグを少し傾けると今度は開け口が「上向き」になるため、トートのように使えます。ショルダーストラップのディテールや金具類は、できるだけ「リ ュックらしい」ものを採用し、逆に布地はあえて「トートらしい」帆布にすることで、両者 のハイブリッド性が機能面だけでなく視覚的な特徴にもなるようにしています。    ...

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  〈デザインオフィスnendo代表 / 佐藤オオキ〉 1977年カナダ生まれ。2002年早稲田大学大学院建築学専攻修了、同年、デザインオフィスnendo設立。Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、EDIDA「Designer of the Year」(2012年)を始めとする世界的なデザイン賞を数多く受賞。代表的な作品は、ニューヨーク近代美術館(米)など世界中の美術館に収蔵されている。TOKYO2020の聖火台、フランス高速鉄道TGV新型車両デザインを担当。現在は関西万博日本政府館総合プロデューサーを務める。 https://www.nendo.jp    Products     ruck-tote リュックとトートを掛け合わせたバッグ「ruck-tote」 トートバッグは持ち手と開け口が「上」についているため、バッグを肩に掛けたまま中の 様子を確認したり、出し入れがしやすくなっています。一方、リュックサックは持ち手が「横」についていることで身体に密着し、ストラップのクッション性や長さ調節機能も相ま って疲れにくい構造になっています。この両者の利便性を掛け合わせたいと考え、移動中はリュックのような感覚でありながら、トートのように物の出し入れがスムーズにできるバ ッグをデザインしました。   バッグの形状は少しイビツな五角形であり、こうすることで重心が偏り、中に入っている物が重たければ重たいほど持ち手が「横向き」になり、ワンショルダーのリュックのような持ち心地になります。そして、バッグを少し傾けると今度は開け口が「上向き」になるため、トートのように使えます。ショルダーストラップのディテールや金具類は、できるだけ「リ ュックらしい」ものを採用し、逆に布地はあえて「トートらしい」帆布にすることで、両者 のハイブリッド性が機能面だけでなく視覚的な特徴にもなるようにしています。   バッグの形状は少しイビツな五角形であり、こうすることで重心が偏り、中に入っている物が重たければ重たいほど持ち手が「横向き」になり、ワンショルダーのリュックのような 持ち心地になります。そして、バッグを少し傾けると今度は開け口が「上向き」になるため、トートのように使えます。ショルダーストラップのディテールや金具類は、できるだけ「リ ュックらしい」ものを採用し、逆に布地はあえて「トートらしい」帆布にすることで、両者 のハイブリッド性が機能面だけでなく視覚的な特徴にもなるようにしています。    ...