イラストレーション ”ザ・チョイス” × ROOTOTE コラボレーション第16弾

イラストレーション ”ザ・チョイス” × ROOTOTE コラボレーション第16弾

多数の人気イラストレーターを輩出し、プロへの登竜門といわれる『illustration』の誌上コンペ「ザ・チョイス」とROOTOTEとのコラボレーション第16弾が決定。
2024年度のイラストレーション“ザ・チョイス”入選作品をプリントするのは、ベーシックで機能性に優れた縦型キャンバストート「TALL(トール)」。シンプルなシルエットのトートに、全36作品それぞれの個性が際立ちます。ROOTOTE GALLERY 二子玉川店とROOTOTE GALLERY_EDITIONで、6/2より期間限定・予約販売開始。この機会をお見逃しなく!

 

 

ROOTOTE GALLERY_EDITION
販売期間:2025年6月2日(月)PM12:00〜7月23日(水)PM12:00
*商品の発送はオーダーから2週間程度となります

ROOTOTE GALLERY 二子玉川店
販売期間:2025年6月2日(月)〜15日(日)
東京都世田谷区玉川2-23-1 二子玉川rise Dogwood Plaza 1F
TEL:03-6805-7073
*商品のお渡しは店頭オーダーから2週間程度となります

 

2024年度 ザ・チョイス年度賞

*敬称略・五十音順

2024年度審査員

  • 鈴木成一(グラフィックデザイナー)
  • 一乗ひかる(イラストレーター)
  • 雪下まゆ(アーティスト・ファッションデザイナー)
  • 森敬太(アートディレクター・グラフィックデザイナー)



【大賞】VVIN 「IN THE CAKE(CHOCOLATE BLOODY MAGIC)」
作家コメント: 心が感じた色、線を信じ、生産行為を呼びかけるようなエネルギーを持った作品を追求して描いています。
雪下まゆさんの審査評: 技術の素晴らしさに憧れ、入選を決めました。色選び、絵具の使い方、すべてが本当に格好いいです。もし私がミュージシャンならジャケットのアートワークを依頼したい! と想像が広がりました。どのように描き進めるのか、とても知りたいです。




【優秀賞】井澤june 「レグゾー」 
作家コメント: モチーフのぬいぐるみを作って、紙版画にしています。
一乗ひかる さんの審査評: 私が版画好きというのもありますが、ぱっと見た時のはっきりとした印象に、版画ならではの潔さを感じました。単色で描かれたぬいぐるみ(?)は、一見何だか分からず、独特の違和感があります。かわいいけれど、かわいすぎないバランスが心地よいと思いました。



【入賞】 いのうえはるな 「花粉症の重機」
作家コメント: 面白いなあ~と思ったことを、人におしゃべりしてるつもりでイラストレーションにしています。
パッケージや装画など、手にとってニコニコするもののお仕事がしたいです。
一乗ひかる さんの審査評: 色使いがかわいいです。応募作の中でも特にこの絵は、ほんわかしていながら、人物が主張していないのでメルヘンすぎない世界観で、その加減がちょうどいいなと思いました。



【入賞】 カノウミナコ 「ヒトとタマ」
作家コメント: 絵のスタイルに迷っていた中で、光が見えた作品です。観る人が思考を巡らせるような作品を描いていきたいです!
森敬太さんの審査評: 不思議な質感! 3Dでモデリングしてから描いていらっしゃるんでしょうか。見ていて気持ちよくなります。



【入賞】 出口瀬々 「シーラカンスの寝床」
作家コメント: モノクロでも、見る人それぞれの色が思い浮かぶような、鮮やかなイラストレーションを目指しています。
雪下まゆ さんの審査評: 初めに観た際の印象は、「人間の記憶が抽出されてプログラム化されたデジタル空間に広がる記憶の粒子」という感じがしました。次に近くで観るとミリペンで繊細に描かれていることが分かり、まるで人が記憶を脳に刻むように、出口さんは膨大な時間をかけて記憶を紙に落とし込んでいるのではないかと考えました。その過程に物語性を感じ深く感動しました。

 

【入賞】 三田圭介 「草を喰む」
作家コメント: 日々の暮らしの中で生まれたものたちをひとつひとつ大切にしながら描きました。
雪下まゆ さんの審査評: 作品の選出は自分がいいと感じた理由を考え慎重に行いましたが、この作品は理由を考える前に迷うことなく入選を決めました。マティスのドローイングを思わせる美しい線、流麗な馬体のフォルム、光の表現に心を奪われました。応募してくださったすべての作品が美しく、線や色の選び方に、おそらくたくさんの作品を描き続けてこられた方なのだろうと感じ尊敬の念を抱きました。



【入賞】 曜とま 「サラリーマンと犬」
作家コメント: とてもうれしいです。線や空間の広がりを軸に、絵・漫画・アニメーションを描いています。もっと幅広い題材を表現出来るよう、また制作していきます。
雪下まゆさんの審査評: 彩度の低さや人物のデフォルメ、どこか影のある表情が「現代の」都会を表現しています。「サラリーマンと犬」の漫画的な表現も非常に格好いいです。これからも曜とまさんの作品を通じて時代の移り変わりを見ていきたいと思いました。

 

【入賞】 吉田雨水 「椿」
作家コメント: パッと目を引く形・質感を心がけながら描いています。
鈴木成一 さんの審査評: 潔いデフォルメと造形力がともなって、対象がムダなく主張する。デフォルメとは、本人がこう見たいとか、こう見えるということのあらわれだと思うが、その欲求と眼差しに強いオリジナリティを感じる。モノクロという情報の少なさが、かえって見る者の想像力を喚起するのだろう。しかしながら、色彩をともなった豊かさにも期待したい。

 

【入賞】 米澤真子 「水平とフルーツ」
作家コメント: 油絵、版画、イラストレーションを勉強していまの絵があります。不思議で面白くて美しい絵をもっと描いていきたいです。
一乗ひかる さんの審査評: はっきりとした潔い黒背景と、深妙な描写、構成が目を引きました。ガラス器の表現は、私なら映りこみの現象まで追ってしまいそうですが、そうしないことで忠実でありながら写実的すぎない描写になっていて、いい違和感があるなと思いました。モチーフ選びも好きです。

 

R62「サッポロ、あつい夏。」


AKO「目」

 

阿部一太「I see you」

 

いそ「家族っぽい」


植田馨介「FUJIO」


宇都宮なお「蝶々」

 

大澤フロム「加速度」

 

ono haru「The Dinner」

 

 

kaho「warm」

 

鹿野里美「ふたりの熱源」

 

swtiih green「午後から、がんばる」

 

杉本優弥「レイアップシュート足の裏にガム」

 

SEIICHI 「02」

 

せいのみわお「歯磨き粉」

 

田渕正敏「wall_02」

 

tara「会いたい時」

 

月井菜生「雨の日のお茶会」

 

辻󠄀本大樹「話すのは難しいが、とにかく前を向く」

 

ナカガワコウタ「Short delay」

 

ネネカイジュウ「Bard hat」

 

堀井美沙子「two men」

 

ミッキーオーソラン「きのうのあした」

 

弥生ひかる「女の子」

 

八幡瑛子「アメリカの思い出(ロブスターレストランのマッチ)」

 

ユキオ“K”ソリッド「54枚目のカードは暗殺の免許証」

 

夜中つか「ダフネの芳香」


雷「My F snap-4」

 


カラー:オフホワイト
サイズ:幅40×高さ39×マチ幅9cm  / 持ち手57cm 
素材:コットン
ポケット:外側1箇所、内側2箇所
プライス:¥3,850 (税込み)


『イラストレーション』ザ・チョイスについて



雑誌『illustration』は1979年創刊の専門誌。プロのイラストレーターとプロを目指す人、イラストレーションを使う人に向けて、話題のイラストレーターの作品紹介、テクニック講座やデジタル情報などを取り上げています。また、毎号実施している誌上公募「ザ・チョイス」は、日比野克彦、本秀康、福田利之、長崎訓子、ミロコマチコ(敬称略)といった多数の人気イラストレーターを輩出し、クリエイターたちからも常に注目されているコンペです。年間で延べ40名選ばれる全入選者を対象に、4名の審査員が一堂に会して投票を行い、得点順に賞を決めています。2024年度審査員を務めた鈴木成一さん(グラフィックデザイナー)、一乗ひかるさん(イラストレーター)、雪下まゆさん(アーティスト・ファッションデザイナー)、森敬太さん(アートディレクター・グラフィックデザイナー)は、それぞれの審査で一体どのような作品を選んだのでしょうか。ぜひご注目下さい。

主催:イラストレーション | 玄光社


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