会期:2025年2月21日(金) - 2月28日 (金) 12:00-19:00
休館日:月曜日、火曜日
会場:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
お問い合わせ先:03-5524-6994
果物の育種家として長年にわたり自然と向きあい生み出されてきた作品には、育種の過程で培った知識や経験、自然への敬意が込められており、まさに塩原にしか生み出せない作品となっています。
塩原真澄が育てた果物の美しさや成長過程を捉えた写真、そしてその成果を活かしたオリジナル作品は、単なる美しさだけでなく、自然との対話や果物が持つ可能性を感じさせてくれます。 ぜひ、その魅力を多くの方々にご覧いただければ幸いです。
Profile
塩原真澄 / フォトグラファー
1974年長野県生まれ。微細加工会社に開発エンジニアとして勤務。退社後、実家の果樹園の経営を両親から引き継ぎ、現在は農園を経営している。ここで果物を育てているうちに、彼は果物を写真芸術作品に取り込むことに興味を持ち、そのスキルを独学で習得しました。
私は果樹農家です。私は自分が育てた果物を「収穫される前の最も視覚的に美しい形」で写真として芸術的な記録を作成することに努めてきました。
私のアートワークは「ボタニカル アート」に似ており、精密さと細部のレベルの両方を、審美的な美しさと組み合わせて描写することを目指しています。
果樹園では複数の果物が熟します。しかし、その形や葉の分布の観点から、すべての果物が美の対象であるとは限りません。
一年中毎日行われる植物の手入れと、毎年変化する気象条件により、最終的な植物の収穫量は毎年変動します。中には品種改良の為に日の目を見ずに無くなっていく品種が数多くあります。
言わば果実のポートレートであり遺影です。

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